今から約20年近く前に発売され。私が愛用していた G-SHOCK が復活した。
昔のG-SHOCKのベゼル部分(文字盤側のプロテクター)は、経年劣化で加水分解を短時間で起こす素材でできていた。私が10数年前に購入して愛用していたG-SHOCKも数年でこのベゼル部分が加水分解し、時計部分のケースがむき出しになってしまっていた。
その後、何年も放置。いつのまにか、時計バンドはカビが生えてしまっていた。
その後、何年か経った昨年、ふとこのG-ショックが目に留まった。文字盤の液晶表示は消えていた。10年以上も放置していたのだからもうだめかな。と思いつつもソーラー充電方式であるこのG-ショックを窓際の陽の当たる場所に放置しておいた。
翌日、ふと、文字盤を見ると液晶の文字がかすかだが、浮き出てきている。まだ、生きている。更に陽に当て続けたところ、液晶文字が若干薄くなっているが、ほぼ復活した。あとはベゼルを交換すれば完璧!
もう20年近く前の製品だから、純正品ではすでに在庫は無く、類似品を探し出し、フィット加工しなければならないのか!と思いつつ、「G-5600-1JF」「ベゼル」「2597」(裏ブタ刻印番号←取扱説明書番号?)で検索してみた。
なななんと!G-5600-1JFの純正ベゼルがまだ売っているではないか!
2021年2月現在でも、まだ販売している。一体、どれだけ在庫かかえてるんだ?半信半疑で早速購入、取り寄せてみた。
取り寄せたベゼルは、時計の筐体にピッタシにハマった。カビだらけ?で汚れたバンド部分を磨きあげたら新品同様の外観になった。が、やはり、液晶の文字盤が経年劣化のせいか暗い。
液晶自体の交換は無理だろうと思いつつ、ググった。どうやら、液晶が薄いのは、液晶部分の上に乗っている「偏光板」の劣化が悪さをしているようだ。早速、楽天で偏光板を調達。
時計の裏フタをはぐり、中身の機器部分を取り出そうとし、液晶全面の偏光板の張替えを試みたができない。試行錯誤の結果、ベゼルと時計前面のガラス部分の間に偏光板を挟んでみた。なんと、文字盤の時間がくっきりはっきりと見えた。
おまけだが、偏光板の向きを90度回転させると文字盤の白黒が反転し、ベースが黒の中に数字が白く浮かび出た。おー、これもいい!しかし、ここは純正文字板の数字が黒でバックが白になるように偏光板をべセルと時計ケース(筐体)の間に固定した。
時計バンドは洗剤で磨きをかけて新品同様に磨き上げたら、20年前のモデルのG-SHOCKが新品のようによみがえった。
価格:2,900円 |
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カシオ G-SHOCK(G-5600-1JF)2002年9月発売
『取扱説明書 番号』 2597
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